壁掛け植物(ビカクシダ)
ビカクシダをまだ知らない方へ『ビカクシダとはどう言った植物ですか?』のアンサーへ
ビカクシダとはインドネシアやアフリカ、オーストラリア南アメリカなど熱帯地域に生息するシダの仲間です。シダの仲間なので花は咲かず、主に原種は18種あり水分を溜めたり自然界では虫の死骸や落ち葉など吸収して栄養分に変える貯水葉とシカの角のように突き出し光合成や胞子をつける胞子葉で形成されています。
上に突き出しているのが貯水葉で前方に伸びているのが胞子葉になります。
原種以外にも交配や優良な個体の選抜種など様々な種類があり貯水葉や胞子葉、色味まで異なってくる。
2枚目写真の胞子葉が若干白く見えるのはトリコームと言われる『星状毛』のため
詳しくや管理の仕方、育て方などは以前の記事またはこちらをクリック
『ビカクシダ ネザーランドの育て方』をご覧ください。
このビカクシダと普段皆様が思っている観葉植物の大きな違いは写真を見てわかる通り
土を使わず水苔で管理と鉢の管理ではなく板やコルクなどに板付になっている着生植物だということ。
自生地では木の幹などに着生して成長しております気になる方は
『ビカクシダ 自生 画像』で検索!!
土を使わない為虫が湧きづらいです(でも湧きます( ̄▽ ̄;))殺虫すれば問題ありません。
そしてもう一つ、壁掛けなのでペットを飼われていて鉢の転倒や食べられる心配がありません、我が家でも室内犬2頭買っており室内でビカク育成しておりますが、問題なくどちらも伸び伸び成長しております。
意外と観葉植物毒性強いの多ですからね( ̄▽ ̄;)
着生材について
着生材とはビカクシダを着生(付ける)させる板の事です
意外となんでも着生してくれるためこだわる方も多いです。
鉢みたいなもんです(΄◉◞౪◟◉`)
コルクに仕立てた株
コルクは撥水性に優れており、耐腐食性が高く何より軽い!!
そして自生地感がありよりワイルドに見えます。
合板を加工し板付した株
合板の場合だと加工がしやすく伸び縮みが少なく株が増えた時一度に大量の板を生産できるうえに板は水やりをする度劣化していくので一枚計算の場合比較的安価に収まる。
今当店で主に使用している厚みのある杉板
杉材も加工がしやすく比較的安価
厚みがある事で重厚感をだしより株達を引き立たせる役割に
同じ着生材を使用することでより統一感を出しより一つ一つが際立ちます。
壁掛けに出来ない方でも管理できるよう当店では台座も制作しております。
板と統一することでより際立たせます。
着生陶板
宮城独占販売させて頂いております着生陶板。
植物をやられている方なら鉢にこだわりを持っている方も多く、普段の植物をよりカッコよくしたいそんな思い壁掛けのビカクシダへ〜
杉材や合板、コルクなどへ今ままで仕立てきたビカクシダを陶板へ
今お持ちのビカクシダをより一層引き立てる一品
鉄分を多く含む土を利用し、木の質感を出すテクスチャー(こちらは企業秘密)と釉薬を塗らず陶板自体に水分を含ませる事で根が張りやすいなど多くのこだわりが詰まった一品。
次回入荷は春頃!!
このように色々デザイン性がある着生板、それに着生させる株まさにパターンは無限大に存在しつける方の好み自由性があるのも人気の一つです。
成長速度も比較的早い品種が多いため成長を実感できるのもまた楽しみの一つです。
掘り下げればまだまだ深い品種ではありますが、今回は壁掛けの魅力を少し書かせていただきました。是非この記事を読んで少しでもご興味が湧きましたら当店またはお問合せいただければと思いますm(_ _)m
0コメント