ビカクシダ ネザーランドの育て方

室内で管理していたビカクシダをいきなり直射日光に当て続けると葉焼けを起こしてしまいますので、屋外に出すときは外に出す時間を少しずつ伸ばすなどして徐々にならしながら出しましょう。日光に当てたほうが葉がしっかりとし、締まった姿になります。

呼び名名称

成長点

ここを起点に胞子葉、貯水葉が展開されます。

基本ここが傷つかなければ育ちます。


貯水葉

貯水葉とは読んだままこの葉の中に水を貯めたりする場所、後は上から落ちてきた虫や葉を養分としてキャッチする場所


胞子葉

胞子葉とは胞子を作る場所、光合成を行う場所


胞子

写真は胞子嚢(ほうしのう)と呼ばれるものでこの中に胞子が入っているので採取後は乾燥させて中の胞子を撒き培養する事で株を増やすことも可能(購入株の札で目にするsporeとは胞子培養で育った株のこと、因みに子株で増えたのはpupやocと記載されていることが多い)


星状毛

星状毛の役割は日光からの葉焼けを防ぐ効果や、寒さ乾燥などから守る役割、呼吸しやすいように水を弾く性質を持っています。

なので逆にこの星状毛が沢山ある株は光が大好きな株が多く寒さや乾燥から強いとも言えます、正しこの星状毛擦ったりぶつけたりすると簡単に剥がれてしまい復活することはないのでそこだけは注意!!(決してホコリがついてると思って擦らず(>_<))

管理方法

日当たりや置き場所

多少の日陰でも育ちますが、日光が不足すると葉が黄色く変色したり、胞子葉が細長くなりますので明るい窓辺などでの管理がおすすめです。

置き場所の気温は10℃以上が理想です。

冬場はどうしても室内管理でも朝方は10℃を切る日が多いですが一時的に10℃を下回る程度でしたら管理可能です(自分の自宅は朝方5℃位まで冷え込みます(΄◉◞౪◟◉`))

冬場の管理としては室内で風通しの良い場所が理想です(風通しが悪い場所でも人が流動的に動いている場所であれば可)

昼間は明るく暖かい窓辺へ、夜は逆に窓辺は冷え込むので窓辺から離して!!

真夏は気温も上がり蒸れに弱い植物ですので涼しい場所で管理しましょう。


水やり

春から秋にかけて最低気温が10℃を下回らないのであればバケツに水を張り株や板ごとドボン、中から空気が抜けるまで沈めます。

バケツが準備できない場合はキッチンやお風呂場などで株や水苔にたっぷり水をあげます。

上げる場合の基準として水苔の下の部分を触ってカラカラに乾燥していたら水やりのサイン正し乾いていても中がまだ濡れている可能性があるので乾いているのを確認したらそこからもう1日程度空けて水を上げるのが良いかと思います。

高温多湿を良く好みますので霧吹きで葉水をすると喜びます( ̄∇ ̄)

10℃を切る秋〜春にかけては水やり回数を減らし、月に1〜2回程度で上げる場合もその時期の水は冷たいので、少しぬるめの水を上げるのがポイント

まだ乾き切っていない状態で水をあげ、湿度は好みますが水苔が湿っている状態が続くと根っこの張りが悪くなったり蒸れなど根腐れの原因にもなります。

しっかり乾かすことで根っこが水分を求め育ち、より強い株に育っていきます。

(しっかり乾かしたっぷり上げる植物全般に言えることですがメリハリが大事です( ̄∇ ̄))


病害虫

カイガラムシなどが付くことがあります、目に見える場合はピンセットなどで取り落とします、フローリングの場所でビカクを飾っている床がベタベタしている場合潜んでいる可能性は高いです!

カイガラムシは目に見えない場所に潜んでいることが多くその場合当店ではこちらオルトランの液肥を水で希釈し散布しています、葉からも水分を吸収しますのでこちらを2週間に一回散布することで効果が得られてます。

難しい品種ではないので何かわからない事があれば当店で購入いただいた株は全力サポートさせて頂きますので気兼ね無くご相談ください。

是非皆様のビカクライフを応援しております。

ois-nature

宮城県東松島市でビカクシダ専門店を営んでます お問合せはこちらまで ois.nature914@gmail.com 0225-85-9241 Instagram、web shop、記事一覧日々更新。 ※只今InstagramへのアクセスがHPから出来なくなっております。 こちらのホーム画面上部にある『Instagram』からQRを読み込んで頂きアクセスの程 よろしくお願いいたします。

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