仕上げの仕立てへ
大分増してきたこの株
P. Peawchan PUP(ピューチャン)
少し形も崩れ若干徒長気味なこの子を今回は苔増しを兼ねて仕立て直しへ
レッツらゴー(☝︎ ՞ਊ ՞)☝︎
使用するのは当店制作のこの板
H30×W24(cm)
中々大きいサイズヒリー系はこのサイズを結構使いがちです。
あとよく聞かれるのが小さい株もこの板に着ける事が多く、乾き具合など聞かれますが、内では2〜3日あれば乾きます。小さく薄盛りにすると一日開かずにカッラカラになってしまいます( ̄▽ ̄;)
湿度とかの話はまたいつかの記事にて(΄◉◞౪◟◉`)
両サイドに2箇所切れ込みを入れ糸がそっちこっちにいかね様にと仕上げが綺麗に収まるよう。
『では始めますᕦ(ò_óˇ)ᕤ』
まずはこの固定されている糸を切っていきます
このように両サイドをハサミでチョキンと✌︎('ω'✌︎ )
切ったらほつれて目立つ糸を取り
続いてこちらのヘラ!!
ヘラ?であってんのかな( ̄▽ ̄;)
こいつを板と水苔の間に差し込み剥がします。
おりゃっっっ!!(΄◉◞౪◟◉`)
ザクザク進み剥がしていきます
上手く剥がれてくれました・:*+.\(( °ω° ))/.:+
合板を使っていると根張りが凄い時たまに合板ごと剥がれちゃったりします。
結構びっしりきてますね、よくよく確認すると新鮮な根も多く問題なさそうです。
ここで少し面白いことがあっていつもは中にベラボンを詰めるんですが、前に台湾の株を仕入れた際板替えのタイミングで中を確認した所、中にベラボンではなくバークチップが入っていたので実験的に使用してみる事に!!
バークチップ周辺がガッチリ根が張っていて一本一本が太い感じがしますΣ(-᷅_-᷄๑)
ベラボン程保水性に優れてはないが、確実な通気性のおかげでここまで巻き付いたのかな?
他も同様にバークチップを入れた株があるので今後そっちも見てみよう。
そしてここから苔増し
穴を塞ぐように水苔とうっすら盛ります。
今回はいつも当店でやってる苔増しのやり方なのでベラぼんを盛ります。
使用するベラボンは
アク抜きベラボン
これを熱湯につけて24時間放置しさらにアク抜きしてます(΄◉◞౪◟◉`)
肥料は根張りを良くしたいので少しカリ多めです。
それをパラパラ
直接根に触れると色々焼けの原因になりそうなので、さらにベラボンを盛ります。
この上に株を乗せる前に株の動いている根を見てその周辺を少しほじります
取りすぎると根と株のバランスが取れず栄養も行き届かず枯れの原因にもなるので取りすぎは注意ですね( ̄▽ ̄;)
ほじったら先ほどのベラボンに重ねて
重ねてみるとこんな感じですね
上からも眺め成長点の向きを確認します
決まったら後は隙間に水苔を詰め詰め作業
使用する糸はお馴染みダイソーの透明なミシン糸
これ今までは左
最近買ったの右
長さ半分になってね??((((;゚Д゚)))))))
今後もかな....
株と水苔を巻いていくと自分の場合は少しボリュームが減るので
これは貯水のタゴンでしまった部分を落としてます。
今回は新しく左の貯水も展開中だったのでこの貯水の上にも水苔を足し綺麗に巻くために出っ張りを落としてます。
再度周りに水苔を盛り
後はひたすら巻き巻きですね(΄◉◞౪◟◉`)
結構自分は気の済むまで巻きます。
巻く回数少なくしてフワッフワの方が株にとって良い気はするんですが、
それが出来ないんですよね( ̄▽ ̄;)
そして気の済むまで盛って巻いて
ボリューミーに盛って今年に備えます。
後ろの糸も綺麗に収めて。
※あくまでこの苔増し作業は自分のやり方であって決してこれが正解の苔増し作業ではありません。
今回はこんな感じです。
今後は当店の板付の仕方などアップしていきますので、是非ご覧ください。
長文お付き合いありがとうございました。
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