ビカク屋になるまで 1〜4章
当店も3年目に突入しより当店Oi'sを知っていただく為に私自身の話を少し(΄◉◞౪◟◉`)
長編となっております(^◇^;)
第一章 流木との出会い
花屋に勤めいた時の話、始まりは流木との出会いでした。
とある方が流木の造形美の事やアレンジ、デザイン性、唯一無二感を話ている動画を見て、
何気無くいつも海や川などに行っても見向きすら存在すら感じて無かった自分が情けなく思う程衝撃が走り、その方の流木に対しての語りに吸い込まれた感じだったのを思い出します。
そこから休日の度に海や川に遊びに行こうと家族を誘い、水辺そっちのけで『流木...流木...((((;゚Д゚)))))))』と血眼で探し歩き、むやみやたら拾ってきては下処理や加工などを行い、中にはボッロボロ、中カッスカス子供が握ればバラバラになるような流木まで拾う始末(^◇^;)
下処理の仕方も何となくで行い、典型的な『見切り発車』状態。
そのため加工の段階で木がボロボロや砂がどっさりなど今思い返しても笑けるほどハプニングのオンパレードでしたね。
そこから色々調べたり自分なりの処理の仕方や加工、流木で作るなどを行なって右往左往上住下住しながら最終的に行き着いたのが
『簪』
でした。使用して頂く方の髪質に合わせて太さや髪に絡みやすい質感で研磨を行なっていました。
最後の画像は子供用
簪を制作するまではほんと自分でも何やってんだろと思うほど、むやみやたらに蛇口にこだわってレトロな蛇口探してみたり...(΄◉◞౪◟◉`)結局どう組み合わせしていいか分からず蛇口だけがポツンと...
ピッカピカになるまで磨いてみたり(΄◉◞౪◟◉`)
塩ビパイプを錆びエイジングして流木と組み合わせてみたりと
迷子感溢れていましたね( ̄▽ ̄;)同時にそんな自分を温かい目で見守っていてくれた妻の心の広さに感謝しました。
全然ビカクの話して無いですね( ̄▽ ̄;)お待ちくださいもう少しで登場しますので、今しばらくお付き合いくださいm(_ _)m
そんなある日流木を調べていたらすごく小さな植物を流木につけて飾っている画像を発見しました。
第二章 エアプランツとの出会い
この植物との出会いにも衝撃が走りました∑(゚Д゚)
本来植物は鉢があって土があって、がどこか思想の根底にあり、しかしその植物はその概念を真っ向から否定、打ち破った植物だったのです。
流木の時の衝撃とエアプランツの衝撃、ダブルパンチを喰らった感覚でした。
もうそこからエアプランツを求め園芸店や市場を彷徨い歩く日々、当時花屋に勤めていたので市場に問い合わせしてみたりと、休日となれば海や川から園芸店巡りへ〜流木はたらふくストックが
そして知った...物凄い品種の数と値段の振り幅( ̄▽ ̄;)
『こんな小さいのに1万...円((((;゚Д゚)))))))』
今まで幾つか植物を育てたことはあったがせいぜい3〜4千円程度、高くても5千円位が自分のMAX値だった為安価な4〜5百円程度のエアプランツを使って制作していた。
(当時探していた時キセロで1万円しない程度で憧れたドゥラティが4万位でビビっていたのを覚えている)
そして改めて知った百均でも販売していることを....
サイズ感は比較的小さめだが...
なんでこれほどまでに価格に振り幅が?と思い調べることに
制作じゃなくて植物について知りたくなりブロメリアについて調べ始め、日本ブロメリア協会があることを知り、とりあえず会員へ...
もう今は退会してます( ̄▽ ̄;)
ちょっと小休憩に少し藍染もやってみたりなんかして( ̄▽ ̄;)
それはさておき
そこからエアプランツを始め、ブロメリア、ビザールプランツに興味が湧き調べれば調べるほど未知、知らない世界観に引き込まれのめり込んでいくのでした...
そして出会います。
第三章 ビカクシダとの出会い
すみません、だいぶお待たせいたしました(΄◉◞౪◟◉`)
そんなこんなで色々植物を知れべていくと流木に板付された知らない植物を発見します、それはエアプランツよりもデカくどこか妖艶で美しさを兼ね備えた植物でした...そうここで出会うのがビカクシダです。
これまで流木やエアプランツなど幾度と衝撃が走ってきた自分ですが今回はそれらを超える衝撃が自身を襲いました、すぐさま調べ、この植物の正体は『コウモリラン』という事が分かりすぐさま園芸店へ、するとコウモリランで販売されている植物たちはみんな鉢に入って売られてたり、たまに苔玉として販売しているものがほとんどでした。
どっかで見た事ある植物でしたが、まさか勤め先でも販売している鉢に入った植物だったとはその時は思っても見ませんでした。
そこからビカクシダと言う事を知り色々と年々調べていくに連れて品種や育て方を学んでいきます、ですが当時の自分はそんな事はさておき流木への板付したさが溢れ出ていたため一心不乱に板付してましたね( ̄∇ ̄)
もちろん成長点...なんて気にしてません、どっちが上でとかではなく水苔で盛る仕立てると言う概念なんてもってのほか、言うなら水苔を付ける、付属してあげると言ってあげたほうが当てはまるかも知れません( ̄▽ ̄;)
約6年前につけたビカクシダの写真ですね( ̄▽ ̄;)
この時は成長点は意識していたのかなぁと思うので3つか4つめあたりですかね?
しかし水苔の付け方が末端ですね( ̄▽ ̄;)多分思い起こすと多分このビカクを鉢で購入し鉢から出して鉢中で展開してる根にそのまま水苔をまいたんだと思います(●´ω`●)
今後の展開や株のことをな〜んも考えずつけてたんでしょうね....
ついでにトリコームも埃と勘違いて濡れたティッシュで拭いてましたね( ̄▽ ̄;)
兎にも角にも付けることだけを考えた日々でした。
そしてビカクを知り品種を知ってから初購入した株が『リドレイ』カッコイイ・:*+.\(( °ω° ))/.:+一目惚れで即決し、そのついでにキッチャクードも同時期に購入....育て方も知らずに...
画像はリドレイ、キッチャクードの写真は無かった( ̄▽ ̄;)
はいこの後無知が故に完全にやらかします(΄◉◞౪◟◉`)
時期は夏場ご近所さんに『ドヤァ( ̄+ー ̄)』感丸出しで炎天下の中での直射管理
ちゃんと根付いてる訳でもなく水苔もままならない状態での管理、朝にタップリ水やり気温は30℃越え、1週間も経てば胞子葉や貯水葉が焼けに焼け蒸れに蒸れ見るに堪えない状態、今思えば申し訳事をしました(´;Д;`)
しかしいつもは自分に向いてないと諦めるはずがよりもっと知りたい衝動になりその後もビカクシダの収集と板付の繰り返し(΄◉◞౪◟◉`)
やがて気付く、欲しい品種が売ってない( ̄▽ ̄;)
宮城県でリドレイを探しても見つからず、グランデと記載のスパーバムやステマリア、ビーチーなどは見かけても他が見つからず、今こうしてパソコンで記事やWeb Shopなどしているがこの頃の自分はアマゾンや楽天などで買い物もままならず、他の方のWebでビカク購入は詐欺られるんじゃ無いかとドキドキで中々購入できずにいました。
(後々案の定フィッシング詐欺に遭うんですけどね)
当時はまだ花屋に勤務していたので市場でビカクのリクエストを送り購入、しかしリドレイなど主に原種系がメインでした。
その後、Webなどで購入を覚え購入してどんどん室内がビカクで溢れ置き場所や掛ける所がなくなっていきました。
第四章 店舗オープンへ
植物に対して知識も増えていく中で、自宅の室内の植物も増え、成長し室内を圧迫していく中、ある程度減らす事を考えていた時、妻の会社設立と同時に会社の一部で店舗として使用する許可をもらった( ̄+ー ̄)
勤め先であった花屋も妻の会社と事業承継という一社となり進むのであった。
そこから会社事務所のガレージを店舗へするため改装!!
徐々に店舗になってきた、だがまだまだ問題は山積みなのでした。
この続きは次章へ、もしよかったら次章もご覧くださいm(_ _)m
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